著者インタビュー

『銀座ミーティングーチームマネジメントと方程式ー』の著者 髙木久子氏インタビュー

髙木久子氏写真

著者インタビュー第1弾は、先月6月20日に発売された『銀座ミーティング‐チームマネジメントの方程式‐』の著者、髙木久子氏です。

書籍では紹介できなかった話などを“ぎゅっ”と詰め込みました。

25年銀座のクラブを支え続けた経営者髙木久子の生き方に迫ります!


駒草出版
今回『銀座ミーティング』出版にあたり、たくさんのお話しを伺いましたが、最初のお店「リップ」、そして「グレ」と銀座の特別なお店ばかりと縁があったようですね。
髙木久子
(チャコママ)
「グレ」の当時のママ、光安久美子ママの勘の鋭さが、わたしを拾い上げてくれたの。
当時わたしがいたお店のいろんなお客さまから、「『グレ』に引っぱるのいいんじゃないか」と言われていたみたい。
それで、わたしの情報を吸い上げて、「あの子をママにしたい」と言ったら、みんなに「それはやめておけ」と反対されたらしいけれど、それでも、「わたしはもうあの子に目星をつけたから」と言って、ど素人のわたしを「グレ」の初代チーママに押し上げてしまったの。
駒草
先見の明ですね。
髙木さんはいかがですか?
たとえば女の子をスカウトするとき、独特の嗅覚があるんでしょうか?
髙木さん
女の子を選ぶときは、顔のつくりはもちろんあるけれど、まず最初に品のよさかな。
美人は美人でも魅力的な顔じゃない子もいるから。
この前うちのスカウトマンが連れて来た子は、ひと目見ただけで、「うわぁ、かわいい」って抱きしめて、すぐに決まって、今すごい人気。「みっけ」と思ったら、もう絶対誰にもあげない。
わたしは男の人が、「あぁ、いい女だな」と思うかどうか、男目線で見ていると思う。
それに、女選びに関しては、男の人より上手だと思っています。
品がよくて、清楚。そして色気がある子が一番。色気って、インテリジェンス。つまり知性だと思っているから。
駒草
それはわかります。色っぽいなと思って実際話してみると知性を感じる。
全体を組み立てて話せる人で、そういう子は遠くから見ていても不思議と色っぽさのオーラがありますよね。
髙木さん
そう。それと健康な精神状態、肉体状態であること。
どこかが病気だと、なんだか心が錆びるでしょう。
駒草
今は銀座がシーンとしている感じがありますね。
実際は、そんなに空いているわけでもないのに。
髙木さん
活気がないような雰囲気なのかしら。前は常に周りがガヤガヤしていたから。
お客さまのテンションもあるかもしれないなぁ。
それにホステスもおもしろい子がいないっていうか……、独特な子?
駒草
お客さまが主導権を持つ席とホステスが主導権を持つ席とでは全然違いますよね。
席に座るだけでその場の色合いが変わってしまうような個性的なホステスを見かけなくなったような気がします。
チャコママが座ると場がコロッと変わるでしょ。
VERBEの看板写真
髙木さん
わたしは、死んでいる席について、何分も経たないうちにうわぁっと場を湧かせることを生き甲斐にしていますから。
駒草
なるほど、だからオーラも違うんですね。
では、オーナーになったり、ママになったりするのは、生い立ちによると思いますか?
髙木さん
その人の持ち味でしょうね、キャラのカラー。
ホステスってだいたいそこの親分を真似るものです。
トップの人に憧れて、真似ることから始める。だからカラーが似てきてしまう。
真似は若いうち。真似から始めて真似をどうやって自分のものにしていくかです。
駒草
チャコママが、あとにも先にもあの人しか尊敬できないとおっしゃっていた当時のグレのママ、光安さんを真似た部分もあるんですか。
髙木さん
真似はしなかった。
けれど、ものの考え方とか、非常事態にはこうしようという勉強はたくさんさせてもらった。
駒草
まったく独自のキャラだからこそ、ベルベという店が成り立つんでしょうね。
同じようなキャラクターなら、グレにいればいいだけですから。


インタビュートップに戻る        髙木 久子氏インタビュー後編